本日10月18日、リップルトレードジャパンの元代表が逮捕されるというニュースが報道されました。
この報道を受けて、やはり一部では仮想通貨を煽るような報道や、
誤認識による火種もくすぶっています。
目次
リップルトレードジャパンの元代表が詐欺で逮捕
NHKより、このような報道がありました。
仮想通貨の取引仲介会社の代表 詐欺の疑いで逮捕へ
10月18日 4時36分
インターネット上の仮想通貨の売買を仲介する会社の代表が、会社が事実上倒産したあとも顧客との取り引きを続けて現金をだまし取ったとして、警視庁は詐欺の疑いで逮捕状を取りました。18日にも逮捕する方針で、警視庁は会社の詳しい実態などについて捜査を進めることにしています。
詐欺の疑いが持たれているのは、インターネット上の仮想通貨の1つ「リップル」の取引仲介会社で、静岡県浜松市に事務所があった「リップルトレードジャパン」の31歳の代表です。捜査関係者によりますと、この会社はおととし事実上倒産しましたが、顧客との取り引きを続け、宮城県の男性から現金およそ150万円をだまし取った疑いがあるということです。
「リップル」は同じ仮想通貨の「ビットコイン」などとともに主に投機目的で人気が高まり価格が高騰していますが、取り引きのためにこの会社に預けていた現金が返金されないという被害の訴えが出ていたということです。
警視庁は詐欺の疑いで逮捕状を取り、18日にも代表を逮捕する方針で、全国の顧客から1000万円以上をだまし取っていたと見て、会社の詳しい実態などについて捜査を進めることにしています。
この報道を受け、メディアではおかしな報道がさたり、
某取引所の代表のコメントにより火種がくすぶっています。
そもそもリップルトレードジャパンって何??
リップルトレードジャパンは、静岡県浜松市に存在していた合同会社で、
主にゲートウェイを運営していた会社です。
(会社と呼ぶに値するかはわかりませんが・・・)
2015年に3月頃から会社は破綻状態に陥っていたようで、
現金の引き出しができないなどの声が上がっていました。
しかし、倒産後も顧客からお金を預かるなどの行為があったとされ、
今回の逮捕というニュースが出てきたようです。
メディアや報道を受けて心配する人が出ている模様
今回の「詐欺で逮捕!!」報道を受け、
一部メディアではとんちんかんな報道がされたり、
それによって過度な心配をしている人も出ています。
TVの報道ってほんまにね。
ビットコイン長者とか生まれると、大衆の嫉妬心を煽動するにはこういう表現するのが一番。あいつら悪いやつだと。
とりあえず、物事をちゃんと調べたりしないタイプの人に仮想通貨の話はやめておこう。
僕もちょっと前まではTVが情報の元だったし。 pic.twitter.com/wHOyT2702v
— あの夏のZaif(Lisker008) (@Zaifer008) October 18, 2017
【ビットコイン元CEO、逮捕】
・・・・・・、やばすぎますね。。。(笑)
ビットコインって会社名でも何でもないはずですが、、、
ビットコイン元CEOって、、、(笑)
さらにその下の画像でも
【仮想通貨「リップル」業者 強制捜査へ】
と見出しが踊っていますが、
リップルとリップルトレードジャパンは全く関係ありません!!!
そもそも【リップルトレードジャパン】という社名が誤解を生むのですが、
リップルトレードジャパンとリップル社は全く関係ないんですよね。
リップル社からしたらいい迷惑です。
リップルが倒産したと誤認する人も。。。
中には、今回のニュースを受けて
リップルが倒産したんだ!!!
と受け取ってしまった方もいたようです。
私の友人に仮想通貨全くやってない人いますが、私がリップル推しなのは知っていて数ヵ月ぶりに連絡がありました
やっぱりテレビってすげぇや!
認知度一気に広めてくれる!
人々の心の中で今、ビットコインって危ないんじゃないの?と同じ感情が芽生えてる頃だと思います(^ω^) pic.twitter.com/ebwZE8Wcxe— もみもみもみくそんりっぴぃえんじぇる (@momimomibit) October 18, 2017
ビットフレイヤー代表 加納氏のコメントに批判殺到「あんた大丈夫?」
さらに、この件に関して
国内取引所最大手、ビットフライヤーの代表である加納氏がコメントを発表しています。
当社代表加納がコメントしています。ぜひご覧ください。https://t.co/kQq5wpyMnE
(コメント引用)リップルトレードジャパンは以前から問題が指摘されていました。XRPは特殊な仮想通貨で、リップルゲートウェイという代理店で顧客のお金を預かり、XRPを使い資金を…— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) October 18, 2017
ビットフライヤー公式アカウントがつぶやいていますね。
リンクに飛んで加納氏のコメントを見ると、、、
リップルトレードジャパンは以前から問題が指摘されていました。XRPは特殊な仮想通貨で、リップルゲートウェイという代理店で顧客のお金を預かり、XRPを使い資金を移動させます。その際にXRPを消費します。
事実上債務超過でゲートウェイにお金がなくなった場合には、最終的には顧客の払い戻し請求に応えられません。よってゲートウェイは債務超過にならないことが非常に重要です。今回は債務超過であるにもかかわらず顧客から資金を預かったのでしょうか?
仮想通貨の事件として認識されるのは残念です。なお、このような問題がないように、仮想通貨交換業者は債務超過になると営業ができないことになっています。

リップルトレードジャパンはXRP(俗にリップルコインとか言われているもの)の代理店でも何でもないですよね。
取引所のようなものなので。
ビットフライヤーだって
「ビットコインの代理店ですか?」
と聞かれたら、答えは「ノー!!」ですよね。
しかし、こんなビットフライヤー側のコメントに対し、批判の声が次々と上がっています。
間違った情報はすぐに訂正した方が良いですよビットフライヤーの品位が下がりますよ。
リップルの代理店じゃないです。— モジャわんわんOL👼Rippy仮想通貨 (@RippyRemipo3825) October 18, 2017
間違った情報を、会社を挙げて悪意を持って宣伝しているのですね。
そのような品位の低い会社は淘汰されるべきです。
早速ビットフライヤーから全ての仮想通貨を引き上げます。— サボイ_kona (@uhauhauhasan) October 18, 2017
これは通貨を扱う取引所の方のする事ではないですよね。
相手方(リップル)は迷惑しています。
保有している人もいい気分ではありません。
きちんと訂正して謝罪されるべきではないでしょうか。— エビ(・ω・つ)3《絆》 (@goldrush0401) October 18, 2017
TVCMまで行い仮想通貨を盛り上げてくれると期待していたのですが、XRPに対して間違った見解を示すとは、驚きと落胆が隠せません。
貴社での取引はもう止めます。— 粕✰ビケフ⑧ハッピィ👼リッピィ (@kamosuzo08) October 18, 2017
あまりにも知識不足というか軽率な発言かと思います。会社の代表大丈夫ですか?
— リップル(XRP)を100円にしたい組 (@daasiman55) October 18, 2017
などなど、、、(汗)
加納代表がコメントされてから約7時間が経過していますが。
特にツイートが消去されるわけでもなく、公式の見解などが出ているわけでもありません。
これに対して、ビットフライヤーがどのような反応を示すのか気になりますね。
ビットフライヤーの対応や、今後の成り行きで何かあれば追記しようと思います。
まとめ
今回のリップルトレードジャパンの元代表逮捕報道、
結論から言えば全く気にすることはないと思います。
単に1つのゲートウェイを運営していた人が逮捕されるというニュースが出ただけで、
仮想通貨(=暗号通貨)が危険だとか、怪しいとか、そういった話しとは一切無縁なんですね。
もし、周りに焦っている人がいたら、
「大丈夫だよ」
と天使のような気持ちで伝えてあげてください。