どうも、ぽよよです。
2月、3月は注目度の高いICOが多いですが、
そのうちの1つであろうPumaPay(プーマペイ)について紹介します。

目次
PumaPay(プーマペイ)とは?
PumaPayは決済系の仮想通貨で、
ビジネスシーンでの仮想通貨決済を便利にするものです。
そもそも、従来の支払いでは銀行やクレジットカード会社が仲介していることが多く、
決済の間でタイムロスや手数料などのコストが発生していました。
それを、仮想通貨が誕生したことにより、
事業主とお客さんが直接取引することが可能になり、
ストレスなく決済が可能になりつつあります。
PumaPayはクレジットカード決済は今日のデジタル化された自体には相応しくないと考えていて、
もっと時代にマッチした、グローバルでもっと時代に見合った新しい技術に置き換わっていくべきと主張しています。
そこで、PummaPayが展開するのが
PumaPay Pull Payment Protocol
です。

PumaPay Pull Payment Protocolの4つのポイント
PumaPay Pull Payment Protocolには4つの特徴があります。
- Standardize – ブロックチェーンにて幅広い決済手段を実現
- Decentralize – 決済システムでコストを削減
- Increase – オンラインでも実店舗でも暗号通貨を利用できる
- Enable – 分散型プラットフォームによる業界への革命


PumaPayの特徴はPull型決済
決済系の暗号通貨はすでにいくつか出ていますね。
例えば、EC向けの暗号通貨であるMonetha(MTH)なんかも
決済系のジャンルになります。
では、PumaPayにはどんな特徴があるのかというと、
プル型決済機能が魅力となっています。
プル型決済とは、相手の支払いを引き出すような決済です。
普段、僕たちが日常生活において行なっている決済というのは、
プッシュ型の決済です。
コンビニで肉まんを買うときも、バスに乗るときも、
自分から支払いを行いますよね。
当たり前といえば当たり前なんですが、
基本的には自ら進んで支払いを行います。
それに対しプル型決済とは、
予(あらかじめ)めに結んだ契約によって、相手の支払いを自動で引き出すような支払いです。
これをブロックチェーン技術を利用して、
可能にするのがPumaPayです。
高い信頼性、低コスト、拡張性と柔軟性を兼ね備えたオールインワンの決済メカニズムであり、
事業者に応じて支払い方法をカスタマイズできる柔軟性があり、
顧客との間で簡単に利用できる決済ツールである

PumaPayの利用ケース
PumaPayの利用ケースがホームページにも載っていますので、
紹介していきましょう。
金額固定定期支払い
Bobは暗号化とセキュリティに興味を持っており、National Cryptographic(世界有数のセキュリティ及びブロックチェーン雑誌)の購読を検討していました。National CryptographicのウェブサイトがPumaPayを導入していたため、Bobは簡単に購読申し込みをすることが出来ました。
初めにBobは購読ボタンを確認してPumaPayウォレットからQRコードをスキャンします。
QRコードスキャン後、YAMLファイルが彼のウォレットに表示されPullContractの契約内容について說明がされます。
Bobが契約内容に同意した段階でPullContractがブロックチェーンの処理を実行し、BobはNational Cryptographicの購読が出来るようになります。加えてNational Cryptographicは毎月Bobの口座から同額の引き落としをする許可を得ます。
利用毎支払い
Johnはオンラインのダイエット指導を行っています。 PumaPayは彼のサービスにも利用出来ます。
1,セッション開始前に彼から顧客に対してQRコードを用いてPullContractを送付しPumaPayのトークンを前払いを受けます。
2,顧客がそのPullContractを受け入れるとJohnはセッションを開始します。
3,セッション中は、PullContractは保留となり経過時間をカウントし、15秒毎にPumaPayトークンを用いて料金の支払い額を計算します。
セッションが終了した段階で、スマートコントラクトは支払いを完了します。
旗艦固定定期支払い
Sarahは初めて自分の家を借りて家賃等を支払う必要があります。彼女は、電気料金を見て、電気会社がPumaPayを導入していることに気付きました。彼女はウェブサイトにアクセスし、アカウント情報を登録し、決済手段ではPumaPayを選択しました。
1,この間に、PullContractが電気会社のウェブアプリ上(PumaPayのSDKを利用)で生成されます。
2,そして、PullContractと連動したQRコードがSarahに送信されます。
3,SarahはQRコードをスキャンし、毎月利用料が引き落とされる旨の契約詳細を確認します。
4,Sarahは電気料金が> 00を超えることはないと知っていたので、インデックスの制限を設定し> 00の固定レートでの支払いをすることをにしました。
5,SarahがPullContractに合意するとトークン契約が生成され、Sarahは電気を利用出来るようになりました。
一回/一括払い
LilyとSamはデートの予定で、Samは事前にPumaPay Prideを導入している近所のレストランをオンラインで確認してから出掛けました。
LilyとSamはエチオピア料理のレストランに入ることを決めました。 食事を終えると、ウェイターはレシートを持って来たので、SamはPumaPayを利用して支払いを行いました。支払い処理はSamがQRコードを読み取るだけです。
その後、ウォレットには支払い明細が表示されます。SamがPullContractに合意するとブロックチェーンの処理が実行されレストランからの支払い処理が実行されます。(POSシステムにSDKを実装)
割り勘
Davidは自身のオンラインストアの事業拡大を考えていました。彼は、アフィリエイト・マーケティングが有効だと考えて導入を検討していました。しかし、リソース不足のため有力なアフィリエイト・ネットワークを築くのが困難な状況でした。また、もし既存のアフィリエイト・ネットワークを利用したならば、不必要な手数料が掛かってきます。そんな時、PumaPayを利用すれば、DavidはPullContractによって、彼の顧客とアフィリエイトの契約を結びビジネスを拡大すると同時に、報酬は顧客のアカウントに支払うことが可能になります。これによって、Davidとアフィリエイターの両者がリスク無しに報酬を受取ることが可能になります。
制限付き支払い
Timmyは小学生で、母親は昼食代を彼に渡そうと思いましたが、彼女はそれをお菓子の購入に使って欲しくないと思いました。PumaPayのサードパーティーの支払い制限機能を利用することで、母親はTimmyの支払い内容を制限することが可能になります。もしTimmyがお菓子を購入しようとすると、母親のウォレットにリクエストが送信され、事前に設定された条件(昼食は良いがお菓子は駄目)に合致した場合のみ支払い処理が実行されます。この例では、Timmyの母親はリアルタイムで支払いをコントロール出来るように設定していました。ウォレットの利用がある度に母親はポップアップで通知を受け、承認をすることが出来ます。これは簡単な利用例ですが、実際は様々な設定が可能です。
返金保証
PumaPayのご利用でオンライン・マーケットのフリークエント・カスタマーは購入時の返金保証を受けられます。不良品発見時には数日間の返金保証を実施します。顧客はウォレットから返金請求をPullContractに送信するだけ。リクエストがプラットフォーム(販売側)によって設定された条件に適合した場合、代金がコントラクトから解除されて顧客のウォレットに返金されます。これは従来長期間を要した返品・返金の複雑なプロセスをシンプルでスピーディーなものにします。

PumaPayを利用してエクスチェンジが可能
PumaPay(PMA)は独自のプロトコルを利用して
あらゆる仮想通貨や現金から価値移転をすることができる機能があります。
実店舗やネットショップなど問わず、PumaPayの経済圏を広げ、
一般消費者が受け入れ利用できるよう経済圏を構築していきます。
日本人が関与している?
PumaPayはいい評判を聞きますが、
日本人の方が関わっている可能性もあります。
というのも、僕が個人的に気になるのは、
PumaPayのホームページの言語選択が英語と日本語の2種類になっています。
右上のところですね。
で、英語と日本語があるだけならまだしも、
日本語にすると翻訳がとても自然で、明らかに外国の方が日本語にした感じではない気がします。
どこもこのくらいのクオリティになるのかわかりませんが、
おそらく日本人の方が関わっているような・・・

プレセールやホワイトペーパーはこれから
PumaPayはまだホワイトペーパーもリリースすれていないし、
まだまだこれから内容がわかってくると思います。
発表があれば随時追記していきます。
まとめ
決済系の通貨もいろいろありますが、
将来的には仮想通貨が便利に決済で使われるでしょうから、
ニーズは間違いなくあるところです。
その分競争も激しいでしょうが、
PumaPayはそこを取りに行くわけですね。
まだまだ全貌がわからないので、
注目していきたいと思います。