どうも、ぽよよです。
こちらの記事ではチャート分析に必須と言えるTrading View(トレーディングビュー)について紹介しました。
今回は、そんなTrading View(トレーディングビュー)の使い方について紹介していきます。

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目次
トレーディングビュー(Trading view)見たい通貨ペアのチャートを表示させる
Trading View(トレーディングビュー)は為替や株、仮想通貨など様々なチャートを閲覧することができるチャート分析の機能が凝縮されたツールです。
まずは自分が見たいチャートを表示させる方法を紹介していきましょう。

これが最初の画面ですね。

赤枠のところが検索窓ですので、
ここに表示したい通貨ペアのティッカー(シンボル)を入れましょう。
例えば、「BTC」と入れてみましょう。
このように、「BTC」が含まれる通貨ペアなどが全て出てきます。
この一覧から探してもいいですし、最初から「BTC/JPYのチャートが見たい!」などの目標が決まっているなら
「BTCJPY」と入れるとすぐに見つかります。
同じ通貨ペアがいくつも出てくる違い
上記のように「BTCJPY」などの通貨ペアを入れるとすぐに見つかりますが、
同じ「BTCJPY」なのにいくつか表示されていますよね。
これは取引所(証券会社)の違いです。
「BTCJPY」の通貨ペアなら
- bitFlyer
- Bitfinex
- Mt.Gox
の3社それぞれのチャートがあるということですね。
ビットコインは取引所などによって価格が違いますから、
取引所が違えば当然チャートも変わってきます。
「BTC/JPY」ペアだとあまり多くないですが、
「BTC/USD」だとたくさん出てきます。
よく見てみると「BTC/USDT」ペアがあるのもわかりますね。
BinanceなどではUSD建ではなくUSDT建になっているので、こちらもまた別のチャートになるわけです。

チャートの開き方
今回はBinanceの「BTC/USDT」ペアのチャートを見てみましょう。
先ほどの検索窓に「BTCUSDT」と入力します。
BinanceのBTC/USDTペアがありますのでクリックします。
そうするとこんな画面が出ます。
この画面の右側にある「フル機能のチャート」というのをクリックすると
チャートが表示されます。

トレーディングビューでのインジケーターの探し方・使い方・表示方法
テクニカル分析を行う上でインジケーターは多かれ少なかれ使うと思います。
そんな重要な判断材料になるインジケーターの使い方について解説していきましょう。
インジケーターを削除する方法
まず、最初に開いた時点でデフォルトでインジケーターが表示されてしまうようです。

例えば、こちらの場合は
移動平均線(MA=Moving Average)が3本と、出来高が表示されていますよね。

これをそのまま使うならいいんですが、使わなかったり削除したい場合もありますよね。
表示させているインジケーターの削除の方法は
インジケーターの名前の横にある「×(バツ)」をクリックすると消えます。
例えば、出来高を消去したい場合は下の赤枠のバツをクリックすればOKです。
はい、無事に出来高が消えました。
インジケーターの追加方法
追加したいインジケーターの表示方法についてです。
チャート上部にある「インジケーター」をクリックします。
するとこの画面が表示されますね。
表示させたいインジケーターを「内蔵」から探してもいいですし、
検索窓にインジケーターの名前を入れて探してもOKです。
で、インジケーターには2種類ありまして、
内臓されている一般的なインジケーターと、ユーザーが作成して公開しているインジケーターです。
例えば、使っている方も多いMACDで見てみましょう。

「MACD」で検索すると、内蔵が「MACD」と「MACD戦略」の2つが出てきて、
公開ライブラリにはたくさん表示されます。
この公開ライブラリというのはユーザーが公開しているインジケーターで、
一般的に使用されているインジケーターを改造したものなどがこちらになります。

そのため、基本的には内蔵のインジケーターを使用し、
誰かのオススメだったり自分が試していいなと思ったインジケーターが公開ライブラリにあればそれでいいんじゃないかと思います。
ちなみに、公開ライブラリには「いいね」機能があり、いいねがたくさんあればあるほど多くの人に支持されているということです。
多ければいいってものではないですが、1つの目安にはなりますね。
インジケーターをお気に入りに保存する方法
よく使うインジケーターは「お気に入り」登録しておくとすぐに出せますし、
忘れたりしないので便利です。

例えば、「移動平均線」っと打つとこんな感じで出ますが、
カーソルを合わせると左側に星マークが出ます。
この星マークをタップすればお気に入り登録完了です。
タップするとグレーの星になります。
そうすれば、「お気に入り」をタップすればすぐにいつものインジケーターを見つけられるので便利です。
インジケーターの数値の変更方法
インジケーターにはほとんどのものに設定数値があります。
わかりやすいのが移動平均線ですね。
こちらのチャートには2本の移動平均線を表示させていますが、
青が10MA、赤が100MAです。
このように、同じ「移動平均線」でも全然違う表示になるんですね。
これは他の数値設定が可能なインジケーターも同じです。
トレーダーは自分がやりやすいインジケーターの数値設定にしていることも多いので、
もし数値を変えたい場合はインジケーターの名前の横にある歯車をクリックすると変更できます。
「入力」というところで数値の設定を、「スタイル」というところでは色や太さなどビジュアル面での変更が可能です。

トレーディングビューでインジケーターを重ねる方法
インジケーターを複数使っていると、インジケーター同士を重ねたくなることがあります。
例えば「MACDとRSIを重ねて表示させたい!!」などです。
通常、MACDとRSIを普通に表示させるとこうなります。
これだと、ローソク足の表示が狭くなってしまってちょっと見にくいですよね。
なるべくローソク足のウインドウが大きいほうが見やすいんです。
単にスペースを空けるだけでなく、
違うインジケーター同士でのゴールデンクロス、デッドクロスなどを見る人もいますし、
チャート分析をするために重ねる人もいます。
そんなインジケーターの重ね方についてですが、
トレーディングビューのやり方はわかりにくいので説明しますね。
例えば先ほどのMACDとRSIを重ねたいなって思った場合、
MACDやRSIの空白スペースで右クリックをするとこのような表示が出ます。
これだとインジケーターを重ねることができません。
この右クリックを、インジケーターの名前に合わせてやってみてください。
これはRSIの名前のとこで右クリックしたところですが、
こんな感じになります。
この中の上から4番目、「Move To」というところにカーソルを合わせると
「上記の既存ペイン」
って出ますね。
言葉がわかりにくいのですが、
これをクリックするとRSIが上のMACDのウインドウに移動します。

そして、重なった状態でまたRSIの名前のところで右クリックし、「Move To」を見ると・・・
- 上記の既存ペイン
- 上記の新規ペイン
- 以下の新規ペイン
と出ますね。

これ、「上記」と「以下」は「上に移動するか、下に移動させるか」という意味です。
で、
新規ペイン=「新しいウィンドウでインジケーターを表示させる」
「以下の新規ペイン」なら、「下に新しくインジケーターを表示させる」という意味になります。

インジケーターのテンプレートの保存方法
みなさんそれぞれチャート分析をしてインジケーターを使っていくと
「使いやすい組み合わせ」が必ず出てくると思います。
で、チャートを開くたびにいちいちインジケーターを選択して表示させるのはとてもめんどくさいですよね。
なので、自分が気に入っているインジケーターの組み合わせがあるときは
「テンプレート保存」すると便利です。
例えば、MACDとRSIを重ねた組み合わせをよく使うとしましょう。
こういう感じですね。
で、これをいちいち設定し直すのはめんどくさいじゃないですか。
なので、ここでインジケーターのテンプレート保存をすると次回からは1発で出すことができます。
インジケーターの組み合わせ(テンプレート)の保存は
チャートの上部にある「テンプレート」をクリックします。
そうすると、「インジケーターテンプレートを保存」と出てくるので、
こちらを選択します。
テンプレートの名前が決められますので、好きな名前を入れてください。
今回は「MACD,RSI組み合わせ」にしてみましたが
次回からはちゃんとテンプレートにあるのですぐに設定することが可能です。
チャートを重ねて比較する方法
あまり使わないかもしれないですが、
同じチャート内に複数の通貨ペアを表示させて動きを比較・分析することができます。
チャート上部の「比較」をクリックします。
「シンボルの追加」を選択し、チャートに表示させたい通貨ペアのシンボル(ティッカー)を入力します。
下記では、「ユーロ円(EUR/JPY)」を表示させています。
表示させたい通貨を選べば、チャートに表示されます。
こちらでは、ユーロポンドのチャートにユーロ円のチャートも表示させてみました。

アラートの設定方法
ずっとチャートを見ることができればいいですが、
必ずしもそうじゃないですよね。
そんな時にあらかじめアラート設定をしておけば、
チェックしている価格帯にチャートが到達した時に知ることができます。
例えば、ドル円が現在110円だったとして、これが「111円になったら通知する」というような設定ができるんですね。
これはチャート上部のアラートから設定ができます。
アラートの設定画面はこんな感じですので、自分が希望するように設定して
「作成」を押せばOKです。
アラートについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
よくトレードしたりチェックする通貨ペアをリストにする
通貨ペアを選択すればチャートを見ることができますが、
為替や株など複数のチャートをたくさんチェックしている方は
いちいち探して表示させるのは意外と手間になります。
お手軽なのは「フラグ」というのを付けると楽チンです。
チャートの中にある通貨ペアの左にあるマークをクリックするとフラグがつきます。
こちらはフラグを付ける前です。
そしてこちらが付けた後。
赤くなっていればOKです。
フラグは画面右側に表示されます。
まとめ
以上、Trading View(トレーディングビュー)のチャートの設定方法をご紹介しました。
インジケーターだけでなく、アラートなども非常に有効活用できますので
トレーディングビューを使ってトレードに活かしてください。
トレーディングビューについてやプランの解説、登録方法などはこちらで解説しています。
Trading View(トレーディングビュー)のアカウント登録はこちらからどうぞ。

Trading View(トレーディングビュー)の使い方の第二弾はお絵かきなどのテクニカルのやり方について解説しますのでお楽しみに。
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