どうも、ぽよよです。
今回はTradingView(トレーディングビュー)のアラート機能の使い方やメリットなどを紹介していきます。
目次
TradingViewのアラート機能はこんな方にオススメ!
同じFXをしている方でも、生活環境やお仕事は様々ですよね。
専業でいつでもチャートが見れたり、張り付きでトレードしている方もいれば、
兼業で多忙のため、なかなかチャートを見れない中でトレードをしている方もいると思います。
私も兼業でトレードをしていて、本業が多忙な時やなかなかチャートが見れない時も多々あります。
そうすると、せっかくのエントリーチャンスを逃したり、
それならまだしも損切りが上手くできなくて甚大なダメージを受けてしまったりということもありえます。
そんな忙しい方やなかなかチャートが見れない場合に非常に有効なのが
アラート機能の活用
です。
アラート機能を使えば、自分がチャートを見れていなくても
あらかじめ設定していた条件が満たされた時に通知をしてくれるので気づくことができます。
アラート機能が使う場合はTradingViewの有料プランで
1つ注意なのは、アラート機能が無料プラン・有料プラン共に一応利用できるのですが、
無料プランでは1つしか設定できません。
なので、実質有料じゃないと活用することは難しいですね。
各プランの違いはこのようになっています。
TradingView(トレーディングビュー)の有料プランはいくつかありますが、
限られた通貨ペア(銘柄)しか監視しないのであれば10個まで設定できるPROプランで十分でしょうし、
複数銘柄を広くウォッチしたい場合はPRO+プラン以上が良いと思います。

途中でのプラン変更ももちろんできますので、
これから有料プランに移行する方はまずはPROプランからでも十分かと思います。

アラート機能は指定した価格に達した時だけでなく、インジケーターの条件なども設定可能
さて、Trading View(トレーディングビュー)のアラート機能なのですが、
価格だけでなくインジケーターや自分で引いたチャネルラインなどにも設定が可能なため、
かなり使い方の幅が広がります。
例えば、
- ボリンジャーバンドで3σにタッチした時
- RSIが上限に達した時
- MACDがゴールデンクロスした時
- 自分で引いた平行チャネルの上限・下限にタッチした時
などなどの条件でもアラートを鳴らすことができるのです。
価格設定のアラートだけだとやはり使い勝手が制限されますが、
上記のように自由に利用することができるため小まめにチャートが見れない方でもエントリーポイントを逃しにくくなります。

アラート機能の使い方
さて、それではアラート機能の使い方について説明していきます。
指定した価格に到達したらアラートを鳴らす方法
チャート画面上部に通貨ペア名や銘柄名などが並んでいますが、目覚まし時計マークのようなものがありますね。
こちらからをクリックするとアラートの設定画面を開くことができます。
価格設定をする場合は、【条件】の部分が通貨ペア名(銘柄名)になっていることを確認して、
左の赤枠が【値】、右の赤枠が【アラート設定する価格】を入力します。
アラートアクションも希望のものを選びましょう。
そのほか、期限や毎回通知するか1回だけにするかなどを選び、
最後に右下の【作成】を押します。
これでアラートのセットが完了しました。
右クリックでもアラート設定が可能
上記のように目覚ましマークからアラートを設定することができますが、
チャート画面で右クリックをしても設定することが可能です。
何もない空白のところで右クリックをすると、
デフォルトでは価格アラートの画面が開きますので、
価格アラートを設定したい場合はそのまま希望のレートを入力して設定しましょう。
インジケーターやラインなどのアラート通知は右クリックでアラート設定
TradingView(トレーディングビュー)のアラート機能の良いところは
価格だけではなく自分で引いた水平ラインやトレンドライン、各インジケーターにも任意のアラートを設定することが可能です。
これによって兼業トレーダーやあまりチャートに張り付けない勢もトレードチャンスを逃しにくくなります。
水平ラインのアラート設定のやり方
引いた水平ラインをクリックした状態で右クリックをすると
このような画面が出てきます。
Horizontal Lineというのが水平ラインのことなので、
【Horizontal Lineにアラートを追加】
を選択します。
そうすると先ほどのアラート設定画面が開きますので、
通知方法や期限、回数などを確認して【作成】をクリックすれば設定完了です。
トレンドラインも同様の方法でアラート設定をすることができます。
平行チャネルにアラートを設定する方法
トレンドラインや水平ラインよりは使う方も少ないかもしれませんが、
平行チャネルのアラート設定方法も紹介しておきます。
先ほどの水平ラインでのアラート設定のやり方と同様に、
引いた平行チャネルをクリックした状態で右クリックを押します。
そうするとこういう画面が出てきますね。

こちらも同様にParallel Channelにアラートを追加をクリックすると
アラート設定画面が開きます。
さて、TradingView(トレーディングビュー)の優秀なところで、
アラート設定の条件をより細かく設定することが可能です。
例えば、こちらの平行チャネルでのアラート設定条件はこのようになっています。
チャネルから出るときに通知することもできれば、
入るときに通知することも可能です。
こういった設定は使うラインツールやインジケーターによって異なりますが、
細かく設定できるものが多くあるので、より自分のスタイルや手法に合わせてアラートを活用することが可能です。
それでは、ここからはいくつかインジケーターのアラートについても簡単に触れていきます。
RCIなどオシレーターのアラート設定方法
さて、オシレーター系のインジケーターもたくさんありますが、
私が割と好きなのがRCIなのでここではRCIを取り上げていきます。
RCIとはこういうやつです。
下にある赤と青と緑の3本の線がうねうねしているやつですね。
デフォルトでは上が80、下が-80のところに点線があるので、
例えば「赤のラインが80に到達したらアラートを鳴らしたい」
という場合の方法です。
RCIがあるウインドウの中で右クリックを押すと
【アラートを追加】が出てきますので、そこを選択します。
そうするといつものアラート設定画面が出てきますが、
RCIのウインドウで右クリックしたことによって
【条件】のところにRCIが入っています。
【条件】の右側にも選べるところがありますが、ここではRCIのどのラインを設定するのかが選べます。
通常ですと赤いラインはRCI shortですので、
赤いラインを設定したい場合はRCI shortを選びます。
そして大事なのが、こちらの赤枠のところです。
左側には【値】と入っていますが、こちらはRCIが任意の値になったらアラートしますよってことになります。
そして、右側の数字部分にRCI shortが到達したら通知したい数値を入力します。
なので、今回は80と入力しましょう。
あとは【作成】をクリックすればアラートの設定が完了です。
ちなみに、アラートが設定されると
インジケーターウインドウの右側の設定した値に矢印が付きます。

ボリンジャーバンドのアラート設定方法
ボリンジャーバンドは使っている方も多い人気のインジケーターですね。

で、偏差(σ)にタッチしたときに通知してほしいと思う方も多いようなのですが
これの設定が意外と難しいので、これは別記事で作成したいと思います。
少々お待ちを・・・
アラートの確認や編集方法
最後に、設定したアラートの確認や編集、削除の方法などをご紹介します。
チャート画面で1番右側の列に目覚まし時計のマークがありますので、
そこをクリックします。
そうすると、このようなアラートの管理画面が出てきます。
すでにアラートが設定されている場合はこのように一覧で出てきます。
通貨ペア(銘柄名)の左側に緑の丸がついていますが、
これは稼働中という意味を表しています。
1度稼働して停止している場合はオレンジ色っぽい色になります。
↑は試しにEUR/USDのアラートを停止してみました。
また、通貨ペア(銘柄名)の右上がりにカーソルを合わせると
3つマークが出てきます。
左から、「一時停止/稼働」、「編集」、「削除」となります。
編集画面からレートや条件を変えたりも可能です。
また、不要になったアラートはこちらの画面から削除していきましょう。
まとめ
以上、Trading View(トレーディングビュー)のアラート設定について紹介しました。
たくさんいらっしゃるFXトレーダーさんの中でもその環境は千差万別だと思いますので、
なかなかチャートを見れない方はうまくアラート機能を活用してトレードチャンスを逃さないようにしましょう。
また、全体についての使い方はこちらの記事で詳しく解説していますので、
併せてご活用ください。