どうも、ぽよよです。
仮想通貨で投資をやっていく上で、
どういう銘柄を買っていくか、ポートフォリオを考えますよね。
仮想通貨もいろんな銘柄がありますが、
その中で各銘柄のリスク・リターンを把握してポートフォリオを組んでいくことで、
より堅実に、なおかつパフォーマンスを狙いながら運用していくことができます。


目次
そもそもポートフォリオってなんだ?
ポートフォリオとは、簡単に言ってしまえば【組み合わせ】という意味として捉えることができます。
例えるなら、献立なんかがわかりやすいかもしれません。
献立も、
- 主食 - ご飯?パン?麺?
- 主菜 - お肉?お魚?
- 副菜 - どんなものがいいかな?何種類用意する?
- 汁物 – 味噌汁がいいか、コーンスープがいいか、野菜たっぷりミネストローネがいいか

などなど、バランスを考えながら決めていきますよね。
そう、まさに仮想通貨のポートフォリオも
バランスが大事なのです!!
ポートフォリオはバランスが大事
献立もお肉ばっかりだったり、
全部汁物にするわけにいかないですよね。
献立もバランスが大事なのと同じで、
仮想通貨のポートフォリオもバランスが大事です。
各銘柄にはすでに付いている価格や時価総額、
通貨の特性などなどからバランスよくチョイスしていく必要があります。
では、どういう視点から各銘柄を判断して
ポートフォリオに組み込んでいけばいいでしょうか。
資金バランスを大きく偏らないようにしよう
まず、銘柄うんぬん抜きに、
1つの銘柄に資金バランスが偏らないようにしましょう。
例えば、こんな感じのポートフォリオは明らかにバランスが悪いのがわかりますよね。

XRPが70%で、ETC、TRIG、NEOが各10%ずつとなっていますが、
これだともしXRPがしくじって上がらなかった場合、全体としてのパフォーマンスは出ませんね。
どれだけETCやTRIGが頑張ったとしても、
XRPが沈むと足を引っ張ってしまいます。
こんな感じで、1つの銘柄に大きく偏ってしまうと
その銘柄の値動きに大きく左右されることになり、
結果的にバランスが悪くリスクも上がってしまいます。

1つの銘柄はMAXでも30%以内で
1つの銘柄に大きなウエイトを割いてしまうとバランスが悪くなりますが、
それでは、どの程度までならウエイトを割いてもいいのでしょうか。
もちろん絶対的な正解はありませんが、
1銘柄のMAXの割合は30%以内が目安になると思います。
つまり、先ほどの4銘柄で構成するのであれば、
こんな感じです。
XRPとETCとTRIGが各30%、NEOだけ10%です。
こうすることで、どれか1つの銘柄が失敗したとしても
他の銘柄が上がってくれることでカバーすることができ、
トータルでプラスになりやすく、裏を返せば負けにくいポートフォリオにすることができます。

なんでもいいからこの割合にすればいいというわけではないですよ!
時価総額の順位で偏らないようにしよう
みなさん、コインマーケットキャップは使っていますか?
仮想通貨が時価総額順に表示されていて、
チャートや上場している取引所、発行枚数や取引量、各ウェブサイトなどが確認できるとても便利なサイトですね。

で、この時価総額というのは、その通貨が価格的に今後伸び代があるかどうかを判断する1つの材料になります。
例えば時価総額上位9位の「IOTA」という仮想通貨がありますね。
5月10日現在では約6300億円ほどの時価総額になっています。
さて、このIOTA、時価総額だけで見たときにここからどの程度の伸び代があるのか?
ということを考えていきます。
時価総額は
- Bitcoin → 約16兆円
- Ethereum → 約7.7兆円
- Ripple → 約3.2兆円
- Bitcoin Cash → 約2.9兆円
- EOS → 約1.5兆円
- Litecoin → 約1兆円
- Cardano ADA → 約8400億円
- Stellar → 約7000億円
- IOTA → 6300億円
となっています。
これって、コイン1枚あたりの価格が10%変動したら、
時価総額もそれに合わせて変動しますよね。
時価総額=コインの単価×発行枚数
なので。
つまり、もしIOTAがここから2倍になったとしたら、
時価総額は1兆2600億円となり、6位のライトコインを抜くことになります。
もしIOTAが3倍になったら・・・
EOSを抜いて5位に躍り出ることになりますね。
時価総額ランクから、その仮想通貨の伸び代を考えてみましょう

そのコインを買おうか考えたときに、
「このコインがどこまで伸びるのが現実的だろうか??」
というのを考えてみましょう。
IOTAの場合、私の感覚で言えば今の位置よりも
時価総額ランクを上げてくるのはなかなか難しいと思っています。

で、仮想通貨という市場自体は今後も伸びていくと考えられるので、
IOTAの伸びは概ね市場の伸びに比例してくるのでは無いかと思っています。

こういう感じで、時価総額からその仮想通貨の伸び代や
価格上昇のポテンシャルの限界値を大まかに計ることができます。
これは時価総額ランクが高いものも低いものも考え方は同じです。
例えば、先日ご紹介したSwitcheoの取引所トークンであるSWHがありますが
記事内でも世界トップの取引所「Binance」の取引所トークンであるBNBとの比較を載せています。
これも、同じ取引所トークンであるBNBとSWHを比較して、
SWHはどの程度伸びるポテンシャルがあるのかを紹介しています。
こういう考え方をすることによって、
「その仮想通貨が上がる」と過剰な盲信をすることも無くなりますし、
ある程度の伸び代を把握しておくことによって利確も考えやすくなります。
買ってみようと思った仮想通貨があれば、必ず時価総額を確認してみましょう。
時価総額ランクの高いものはリスク小さめ、低いものは比較的リスクが高め
これは一概に言えることではなく、あくまで一般論ですが、
時価総額が高いものの方がリスク、つまり大きく値下がりする可能性が低くなります。
逆に、時価総額が低い仮想通貨は沼に入って全然上がらなかったりどんどん下降していく可能性も考えられます。
その分、時価総額が高い仮想通貨は
大きく飛び跳ねて上場する可能性は低いですが、
時価総額が低いものは一気に飛び跳ねて驚きのリターンになる可能性を持っています。
つまり、
ポートフォリオを時価総額を参考にして考えてみよう
常軌を踏まえてポートフォリオを組むということを考えると、
時価総額上位銘柄ばかりでポートフォリオを組むと堅実な布陣になりますし、
時価総額の低いマイナー銘柄ばかりで構成したらリスクもあるけどハイリターンも狙っていくような布陣になります。
これらを自分がどこまでリスクが取れるのかという部分も加味して
うまくミックスさせてポートフォリオを組んでいくと
リスクとリターンのバランスもより良くなっていきます。
ぜひこれらも参考にしてみてください。
まとめ
ポートフォリオの考え方はとても大切なので、
今回は第1弾として「1つの仮想通貨の割合」と「時価総額」という視点から
お伝えしてみました。
何でもかんでも有望そうな銘柄やリターンが出そうな銘柄を買っていけばいいわけではないので
こういった部分からも考えていけるとより良いポートフォリオを構築していけると思います。

紹介していきますよー。