どうも、ぽよよです。
資産のやりとりを行うための仮想通貨、Ravencoin(RVN)について紹介していきます。

目次
Ravencoinとは?
Ravencoinはトークンなどの資産をホルダーから別のホルダーに送るのに
最適化された仮想通貨です。
一言で言ってしまうと、資産のやり取りのための仮想通貨ですね。
Ravencoinは2018年1月3日にコミュニティコインになるというビジョンを掲げて誕生し、
誰でもプロジェクトに貢献することができます。
コア開発者は
- Ravencoin Dev
- Tron
- Chatturga
の名前が並んでいますが、Ravencoinはオープンソースプロジェクトとなっており、
今後の発展を促していくのはあくまで新しく参画する有志たちになります。

2018年10月~11月頃にハードフォークを予定
コアな開発者たちは現在、Ravencoinの資産移転が容易にできるような資産層の構築を進めています。
その実装のため、2018年10月~11月くらいにハードフォークが予定されています。
このハードフォークではビットコインとビットコインキャッシュのような
新しいコインが生まれるわけではありません。
Ravencoinの仕様
アルゴリズム: X16R
ホワイトペーパー: http://ravencoin.org/Ravencoin.pdf
ロードマップ: https://github.com/RavenProject/Ravencoin/blob/master/roadmap/README.md
ブロック作成時間: 1 minute
マイニング報酬: 5000 RVN
半減期: 4年ごと
RVN総発行枚数: 210億RVN
ブロックサイズ: 1MB (将来的に増加する可能性あり)
創業者報酬: なし
ICO: なし
マスターノード: なし
エアドロップ: なし
ICOもなし、エアドロップもなし、創業者報酬もなし、報酬はマイニング報酬のみという、
分散型ネットワークの象徴とも言える仮想通貨ですね。

Ravencoinのロードマップ
そんな硬派なRavencoinのロードマップを見ていきましょう。
- フェーズ1 ー 完了
- フェーズ2 – 資産(現在進行中)
- フェーズ4 – 報酬
- フェーズ4 – ユニークな資産
- フェーズ5 – メッセージング
- フェーズ6 – 投票
フェーズ1はマイニングの構築ですが、すでに完了しています。
ビットコイン同様に、マイニングに参加することによってRVNコインを手に入れることができます。
この段階ではASIC耐性を取り入れます。
さらに、Ravencoinによって資産を発行し転送する機能を実装するためにハードフォークを実施します。
500RVNで任意の資産を作成することができ、その際に使用されたRVNはバーンされます。
さらに、発行した資産には株式でいう配当のような役割を持たせることができるんです。
例えば、POYOYOという資産を作成し、それをPOYOYOコミュニティに配ったとします。
で、POYOYOの保有者に対してPOYOYOコミュニティで得た利益を分配したりすることができるんですね。
Ravencoinを使って資産を作る意義も増えるのではないでしょうか。
さらに、この時期にブロックサイズも拡張することが予定されています。
先ほどのRVN資産保有者への報酬支払いが可能になります。
ユニークな資産の例
・アートディーラーがARTという名前の資産を発行するとします。ディーラーは、それぞれのアートに名前またはシリアル番号を付けることによって、独自のARTアセットを作成することができます。
これらのユニークなトークンは、真正性の証としてアートワークとともに新しいオーナーに転送することができます。
トークンART:MonaLisaとART:VenusDeMiloは、代替可能ではなく、別個の芸術作品です。・ソフトウェア開発者は、ソフトウェアABCGAMEの名前でアセットを発行し、各ABCGAMEトークンに固有のIDまたはライセンスキーを割り当てることができます。ライセンスが転送されると、ゲームトークンが転送される可能性があります。各トークンABCGAME:398222とABCGAME:は固有のトークンです。
ゲーム資産で ゲームZYX_GAMEは、ゲームプレイヤーが所有して使用するユニークな限定版ゲーム内アセットを作成することができます。例:ZYX_GAME:Sword005とZYX_GAME:財布・RVNベースのユニークな資産は、実世界の資産に結びつくことができます。GOLDVAULTという名前のアセットを作成します。ボールト内の各金貨や金棒は、シリアル化して監査することができます。関連付けられたユニークなアセットGOLDVAULT:444322とGOLDVAULT:555994は、物理的なゴールドボールト内の特定のアセットを表すために作成できます。チェーンの公共性は、完全な透明性を可能にします。
作成した資産を送信する際、資産の上に重ねてメッセージを重ねることができるようです。
投票は、専用に作成したトークンを配布することによって行うことができます。
トークンは投票を記録するためのRVNアドレスに送ることになります。
Ravencoin(RVN)が上場している取引所
Ravencoin(RVN)が上場している取引所はこちらです。
(8月16日現在)
1番取引量が多いのがBittrexですね。
Bittrexには8月14日に上場したばかりなので、
ようやく馴染みのある取引所に来た感じですね。
New Listing Update: The $RVN market is open, and trading will begin shortly on @BittrexExchange. For more information about Ravencoin (RVN) visit: https://t.co/LFjnKoRUpJ #Bittrex #RVN pic.twitter.com/eijTbGFpWE
— Bittrex (@BittrexExchange) 2018年8月13日
なので、RVNを購入したいときはBittrexで買うのがオススメです。
ちなみに、以前Binanceの上場投票でもリストされていたので、
いずれはBinanceにも上場するかもしれないですね。
Ravencoin(RVN)のチャートは?
最後に、RVNのチャートを見ていましょう。
こんな感じです。
2018年の3月に上場していて、この時期は地合いも良くなかったですが、
3月末くらいにはジャンプしていますね。
その後は徐々に下がって来ていますが、多くの仮想通貨が沼っている中では健闘している銘柄だと思います。
今後が楽しみですね!
※2018年10月28日追記
Binanceに上場した10月は価格が急上昇しました。
リアルタイムのチャートはこちら
まとめ
以上、分散型の印象が強いRavencoin(RVN)について紹介してみました。
今後が楽しみな仮想通貨で、個人的にも気になっている銘柄なので、
注視していきます。