どうも、ぽよよです。
今回は匿名性の仮想通貨であるNIX Platform(ニックス プラットフォーム)について紹介していきます。
目次
NIXとは?
NIX Platformはいわゆる匿名性が特徴の仮想通貨です。
匿名系の仮想通貨と言えば、
コインチェックから除外されたZcash(ZEC)、Monero(XMR)、DASH(DASH)や2017年に大躍進したXVGなど、
いくつか有名なものもありますね。
その中でもNIX Platformは匿名性とアトミックスワップを組み合わせたものを構築していて、
これからやってくるクロスチェーン時代の匿名仮想通貨として開発を進めています。
具体的には、今後主流になってくると思われる分散型取引所(DEX)のプライバシー層の問題を解決し、
外部のDEXとの間の橋渡し役として機能します。
NIX Platformはこれを実現するためにBlockNetと提携しています。
ちなみにBlockNetはこの記事を書いている時点でCMC上では時価総額133位になっており、
結構メジャーな部類の仮想通貨です。
(こちらはリアルタイムの時価総額ランクや価格です)
NIX PaltformはBlockNetネットワークとの統合によって
信頼できるサードパーティを必要としません。
さらにはアトミックスワップもNIXでは利用していきます。

では、特徴的な機能がいくつかあるので簡単に紹介しておきましょう。
NIXゴーストプロトコル

NIXのゴーストプロトコルは、当初の上に構築されるように継続されるいくつかのプライバシーの要素で構成されます。
打ち上げでは、NIXプラットフォームは、Torのネットワークに接続されたワンタイム・アドレッシングの出力、すなわち、ステルス出力でZerocoinを可能にします。
Zerocoinは不可能資産の正しい元の位置を推測することができ、システムを作成することにより、スクランブルユーザーデータに役立ちます。
ステルス出力は、非追跡可能なアドレス位置で得られた宛先出力を隠蔽blockchain要素を作成します。
これらの2つのメカニズムは、受信機と送信者のプライバシーを提供しています。
Torのネットワークのレイヤーと統合、ユーザーがblockchainプライバシーだけでなく、ネットワーキングのプライバシーの両方を持つことになります。
防弾統合の使用はNIXのゴーストプロトコルに研究開発され続けるだろう、まだメインネットのリリースで使用できなくなります。
(参考:NIX ホワイトペーパー)
難しいのでコピペで失礼。
Zerocoinプロトコル
従来のTransaction MixersやRing signaturesにおける問題を解決し、
Zerocoinプロトコルを利用することによって高いレベルで匿名性を実現します。
要するに、より高いレベルでプライバシーを守って匿名性を実現しているわけですね。
ゼロコインプロトコルはメジャーな匿名系仮想通貨「Zcoin(XZC)」でも採用されています。
Bulletproofs Integration²
一部の仮想通貨は弱い匿名性を持っていますが、
そういった通貨は機密性が低いと指摘されています。
NIX Platformで採用されているBulletproofsは機密性を作成できる新しいゼロ知識証明です。
あることを証明したいと思っている人が相手に対して
「これは真実である」
という情報以外を伝えることなく真実であることを証明することです。
NIX PlatformはBulletproofsによってNIXは完全にプライベートな取引をユーザーに提供することができます。
これによってトランザクションが隠されるわけですね。
Tor匿名ネットワーク
Torは、外部の監視エンティティからユーザーの場所と使用状況を隠す機能を有効にするソフトウェアです。
Torを使用する場合、ユーザーのネットワークは何千もの異なるネットワークリレーを経由してルーティングされ、初期のインターネットトラフィックをスクランブルして、ネットワーキングのための安全なシステムとなります。
Torは、NIX Platformで有効になっているデフォルトのネットワーキングツールになります。
(参考:NIX 公式HP)
ZOIN保有者にエアドロップでNIXが配布された
NIX PlatformはICOをやっておらず、
6月にZoin(ZOI)という仮想通貨を保有している人に対してエアドロップで配布されました。

ちなみに、ZOINも匿名系の仮想通貨なのですが、
NIXのエアドロップが終わった瞬間に暴落しました・・・
こちらはCryptopiaでのチャートですが、こんな感じで雪崩が起きています。
ただ、逆に言うとNIXのエアドロップが終わった瞬間にZoinが落ちた(=手放す人がたくさんいた)ということは、
NIXが欲しくてZOINを保有した人が多かったとも言えるわけです。
そう考えると、NIX Platformへの期待値も高いのでは?と思っちゃいますね。

あ、ちなみにエアドロップ時に1ZOIにつき2NIXが配布されました。
NIXの仕様

ロードマップ
NIX Platformのロードマップを見ていきましょう。


なんと!すでにメインネットは稼働しています。
そしてゴーストプロトコルとゴーストノードが展開されていますね。
ちょうど今はUIのリリースに向けて動いている段階です。
そして、2018年のQ3ではiOS/Android端末のウォレットをリリースを予定しています。
2018年Q4はモバイルウォレットでのゴーストプロトコルの統合、
さらにはBlockNetプロトコル層を持つNIX Platform Dex Manager v1.0をリリースして
DEXの統合を加速させていきます。

2019年に入ってからはサイドチェーンの開発とプライバシースマートコントラクトツールの提供へと動いていく予定です。
チーム
では、NIX Platformを推し進めているチームメンバーを見ていきましょう。
- Lead Developer – Matthew Tawil
- Developer – Pieter Hamels
- Developer – Salman Ahmad
- Lead Cryptographer – Andrea Cerulli
- Lead Designer & Developer – Julien Ahnou

P2Pネットワーキングとブロックチェーンに3年間携わっていた方で、
Zoinのコアメンバーでもありました。

10年以上、ソフトウェアやハードウェアプラットフォームで
仮想通貨を絡めて開発してきた方です。
この経験はNIXに大きな戦力になっています。

7年以上のソフトウェアエンジニアリングとソフトウェアアーキテクトの経験がある方です。
プログラミング言語も数多く扱えるそうで、
違う言語での開発を行う組織の中核を担える存在ですね。

ロンドン大学の情報セキュリティグループの研究員の方で、暗号通貨分野を研究しています。
「効率的なゼロ知識証明システム」や「算術回路満足度のための線形時間ゼロ知識証明」などの
出版物もあるみたいです。
UIデザイナー、Web開発者の方でZoinのアートディレクター、プロジェクトマネージャーも担っています。
他にもコミュニティサポートの方が複数名いたり、
研究開発者やPR担当の方などいらっしゃいます。
特にAdviserはいない様子ですね。
購入できる取引所
NIXは現在IDAXとNAEXという2つの取引所に上場しています。
なので、購入するとしたらIDAXのほうがオススメです。
ちなみに、NIX Platformの公式ページにはこんな感じで表示がされていて、
Binanceの名前が見えます。
Binanceと何か絡みがあるのかな?
わかったら追記します。
NIXのチャート
NIXはまだ上場して日が浅いですが、一応チャートも。

こんな感じで、今のところ大きな動きはまだありません。

まとめ
匿名系の伸び代が期待できる仮想通貨「NIX Platform」についてまとめてみました。
匿名性は規制される一方で、絶対にニーズがあります。
NIX Platformもいろんな技術で利便性を支えていきますが
特にDEXで利用されるようになったら面白そうですね。
