どうも、ぽよよです。
突如として価格が急騰している仮想通貨【Aidos Kuneen(ADK)】が
どのような通貨なのかをご紹介してきます。

目次
Aidos Kuneen(ADK)ってどんな通貨?
【Aidos Kuneen】と書いて、
【エイドス クニーン】と読むようです。
Aidos Kuneen(ADK)が焦点を当てているのは
プライバシー、分散化、スケーラビリティの3つです。
そして、開放性を重視しているため、エイドスはオープンソースプロジェクトとなっています。
エイドスクニーンは銀行や政府などのお金の管理の方法をより改善するべく立ち上がっています。
銀行や政府などはお金を扱うことが多いですが、
「お金を何に使ったのか」、「正しく記録していくだけではなく、漏洩することなく管理できているのか」
という部分が大事になっています。
が、やはり人間が管理しているものなので、
人為的ミスなどで漏洩してしまうことも場合によってはありますよね。
そんなお金の管理をAidos Kuneenは担おうとしています。
プライベート性
Aidos Kuneenは匿名性が高い通貨です。
トランザクションシステムにより、ユーザーの情報が公開されません。
暗号通貨では匿名性コインが人気だったりしますよね。
(モネロやZキャッシュなど)
さらに、ダッシュ(DASH)で採用されているようなトランザクションのシャッフル機能も備わっており、
トランザクションは完全にブラックボックス化します。
そのため、強い匿名性を実現しているのです。
手数料が無料
通常、暗号通貨は送信するときに若干の手数料がかかります。
しかし、ADKはその手数料が無料となっているんです。
送金手数料が無料というのは、実用されていく上で非常に魅力的なポイントです。
手数料が無料になることによって大きなメリットとなるのは、
マイクロペイメントに利用できるということですね。
【少額の支払い】のことをいいます。
例えば、100円だけ送金したいのに、手数料で150円もかかったとしたら、
なんだかバカバカしいですよね??
しかし、手数料が無料であれば、10円だろうが1円だろうが、
送金するのに利用しやすくなります。
ビットコインもトランザクションが混雑していると
それなりに手数料がかかりますので、ADKの実用性が実感できます。
ブロックチェーンではなく、DAG通貨である
Aidos Kuneenはブロックチェーン技術ではなく、
iMeshという DAGという技術を元にした技術が採用されています。
DAGはブロックチェーンをより進化させたものとも言われ、
非常に将来的に期待できる機能です。
DAGとは、有向非循環グラフ(Directed Acyclic Graph)のことなのですが、
ここでDAGについての説明は難しいため省略します。
DAGでは、トランザクションの制限がありません。
ビットコインはよくスケーラビリティ問題が取り上げられますが、
スケーラビリティ問題はトランザクション容量に限界があるため起きることです。
エイドスクニーンはDAG通貨なので、
スケーラビリティ問題にさらされることもないのです。
DAGはIOTAやByteballなどでも採用
DAGは有名な仮想通貨「IOTA」や「Byteball(バイトボール)」などで採用されており、
まだ歴史が浅いですが非常に有望な技術となっています。
ADKもDAG通貨であることによって、
モノのインターネット(IoT)分野での活用も見込むことができます。
※1/1追記
Binanceで上場投票で1位を走っており、価格も急上昇しているRaiBlocks(XRB)もDAGを採用している仮想通貨です。
また12月14日〜1月14日でICOを行なっているTravelflex(トラベルフレックス)もDAGをベースとしています。
DAGという技術は個人的にも注目しているので、
今後が楽しみですね。
将来性はどうなの?
ADKの将来性や今後の動きについて見てみます。
Aidos Kuneenの公式ページでは2018年までロードマップが公開されていますので、
まずはそちらを確認していきたいと思います。
- 2016年 デスクトップウォレットやベータ版
- 2017年 財団の設立、匿名性の確立、カジノの構築
- 2018年 銀行の設立



ここまでが公開されているロードマップです。
2017年は財団の設立やカジノの構築など、重要な年となっていますが、
財団の設立はすでに完了しています。
カジノについてはこれからかと思いますが、
カジノの構築にも成功したとしたら、ADKの成功の大きな弾みになるかもしれません。
また、来年には銀行の創設が視野に入ってきます。
ADKは銀行の役割を担うべく活動しているので、
実際に銀行の創設となったら、いよいよ目標が現実的になってきます。
リトアニアのオンラインバンキングとのパートナーシップ
10月12日にはリトアニアのオンラインバンキングとパートナーシップを結んだニュースが出ました。
(参照:cointelegraph)
日本人はまだ参加できませんが、
このパートナーシップによって、自前の取引所であるAidos Market以外でも
ADKを購入できるようになっています。
銀行市場への参入の第一歩、といった感じでしょうか。
Aidos Kuneenが買える取引所は?
ADKは日本の取引所はもちろん、BittrexやPoloniexなど有名な海外取引所でも扱っていません。
ADKを唯一購入できる場所はAidos Marketという取引所になります。
Aidos MarketはAidos Kuneenが運営する取引所で、
ADKのみを扱っています。
ADK独自の取引所というわけですね。
これについては、リスクが伴うことは理解しておかなければいけません。
Aidos Kuneenが運営する取引所なので、
万が一、ADKが失敗すると、預けたお金もろとも全て回収できなくなると思います。
そのため、100%Aidos Kuneenが信頼できると思わないと
ADKを購入することができません。
なので、リスクを考慮するとなくなってもいい金額を
ADKに投資するということは徹底した方がいいでしょう。
かなり有望なコインではありますが、
やはり何があるかわかりませんので、ADK1点張りなどはオススメしません。

Aidos Marketは頻繁にメンテナンスに入るので注意
Aidos Marketはメンテナンスにより取引ができないことが結構あります。
10月はメンテナンスの期間が長く、復帰後は順調に稼働していますが、
時々メンテナンスで取引ができなかったりします。
そのため、10月には時価総額ランキングで28位まで躍り出ましたが、
取引が行われないために一気に順位が落ちました。
ADK trading has resumed and we are back to where we belong. See you in top 10! pic.twitter.com/J7CKmjBH2f
— ADK (@Aidos_kuneen) October 15, 2017
↓
※11月6日現在
ADKは他のアルトコインとはちょっと変わっていますので、
その辺りも考慮して購入してみてくださいね。
ADKの価格やチャート
ADKの値動きはどうなっているのか、見てみます。

チャートを見ると、2017年9月頃から少し上昇し、
翌月10月に一気に値上がりしているのがわかります。
9月の時点では1ADKが4ドルほどでしたが、
現在では30ドルを超えています。
ここ2ヶ月で8倍近い値上がりを見せています。
今後も上昇傾向が続くと見られているので、
要チェックのアルトコインです。
まとめ
ADKについては僕もまだ情報が薄い部分もあるのでさわり程度ですが、
有望な通貨であることに間違いはないので紹介してみました。
僕も幸いなことに少額ですが1ADKが5ドルの時に購入できましたので、
ADKには乗っかろうと思っています。
もう少し情報を調べて、随時追記していきますので、
よろしくお願いします。